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魚と釣針の名前。

弊社、釣針規格名に「ムツ」針が有ります。 しかし「ムツ」と言う魚を釣る為の釣針では有りません。 (使えないことはないかもしれませんが、、、) 弊社、釣針規格名に「クエ」針が有ります。 当初はクエ用でしたが、、、前述の「ムツ」針が最近では使われています。 ここ数年、山口や九州北部で特に使われるのですが「アラ」用の釣針と言われて 最初は困惑しました^^; 九州で「クエ」は「アラ」なんですよねー。 これで「美味しんぼ」と言う漫画を思い出す方はいらっしゃるでしょうか?w 「クエ鍋」と「アラ鍋」を勘違いするって話なんですが、それが釣針で起こりました@@; 今では、そんなことは有りませんが。 ちなみに「カツオ」釣でマグロが釣れます。 まあ、これはカツオ一本釣漁でビンチョウ(トンボ)を時期で獲ってるんですけどね。

弊社釣針の歴史。

最初に書いておきますが信憑性に確たる自信は有りません。 口伝とネットと私の知り得る知識で語ります。 弊社HPの会社概要ページの沿革1860年代部分の追記と言うか関連話です。 弊社初代が大坂の堺の刀鍛冶から熱処理技術を学びました。 それ以前に高知(以後、土佐)の城下町で釣針を造っていた方が居ました。 土佐は播州と商業的つながりが有ったようで(「はりまや」=「播磨屋」から察せますね) その方の技術が播磨圏に伝わったとのこと。 現在では遊漁用釣針の一大生産地になっております。 その方から技術を伝授されたマグロ延縄用の釣針メーカーさんが室戸に有りました。 (私の曽祖父が、そう語っていたようです) 現在は造られていないようですが。 その話を聞いて「何故、同じ土佐なのに弊社は堺から?」と思いました。 そこから自分勝手に想像しました。 一番の要因は甲浦だから つまりは高知県の最東端で有るから。 つまりは大阪と水路で繋がれる窓口だから。 だからこそ下級藩士の初代は大坂に出向させられてたんでしょう。 もっとハッキリ言えば藩の城下町に行くより大坂の方が近かったと 甲浦って言葉が土佐弁じゃないんですよね。 高知側に一山越えた地区になると土佐弁ですが甲浦は微妙に阿波弁が混じってますし。 大昔から甲浦は土佐で有りながら土佐っぽく無かったのかもしれません。 しかし、そのおかげで?初代が技術を学べたので今が有る。と思うと少し不思議な感じです。 ちなみに私は甲浦出身で学生時代に転々としたので土佐弁じゃない関西弁でもない変な言葉です(゚∀゚;

あけましておめでとうございます。

今年こそは頑張って週一ペースで更新出来るように頑張ります^^; 豊洲市場にて大間のホンマグロで3億超えるご祝儀相場が出ましたねえ。 セリ落としたすしざんまいの社長も流石に「銀行さんから借入せねば」 と言うてたのがリアル過ぎて私的にウケました。 漁師さんに手渡されたのが1億7千万とのこと。 「手取り年額500万で30年暮らせるやん」と一瞬思ってしまった、、、 そんな自分はみみっちいでしょうか?(゚∀゚;

クジラ食べますか?食べたこと有ります?

IWCから脱退表明 商業捕鯨再開へ 自分は土地柄も有り商業捕鯨が中止されても、しばらくは食べる機会が有りました。 味は美味いです。 小学校では給食でトマト煮。中学時代に尾の身の刺身とか。 (ちなみに自分の年齢は二回目の成人式が済んでますw) 成人してからも数回ベーコンやサエズリではなく肉の入ったハリハリ鍋も食べたことあります。 鯨肉て尾の身と赤身で味の差が大きいような?^^; 個人的には再び以前のように流通して食べられるなら嬉しいです。 が、しかし。 今までの調査捕鯨が水産庁の予算確保の手段だったと思えないこともない。 商業捕鯨再開しても以前のように流通するか?と言えば、、、 商業捕鯨が軌道に乗るまでは予算が付いて行くだろうしねえ、、、 ただ捕鯨している欧米各国有るのに日本だけボロクソ言われてたのは腹立つ。 そもそもIWCも含めて反捕鯨派てテロ行為までするからカルト宗教ぽいし。 感情論全開じゃないかい?反捕鯨派て? て、ことで?どっちか言うと商業捕鯨再開は賛成派です。 (自分も十分感情的やないかいw) ここで提案。 この鯨肉、ハラール用に使いませんか?

日本のクロマグロ資源

日本のクロマグロ漁、95%は赤ちゃんを乱獲 いまマグロに何が起きているのか? このページ、日本のクロマグロ資源の現状とこれからすべきことが語られています。 この中で書かれている「大西洋クロマグロ」の資源管理ですが 実際に操業される延縄漁業者から聞いたことが有ります。 確かに厳しいようでミナミマグロも同様のようです。 資源回復の為には「太平洋クロマグロ」もそのようにするしか無いと思いますがね。 大西洋で漁獲する国々と太平洋で漁獲する国々とお国柄が違いますから、、、 簡単には行かないとは思いますが、、、

漁業法の改正。

漁業法の改正。

今臨時国会で閣議決定された漁業法の改正点をググってみました。 で、自分が把握出来た部分をザックリと書き出しますと。 ①漁業権の見直しで新規参入を促し生産量を増やす。 ②持続的な水産資源を確保して管理して行く。 ③密漁の罰則強化。 こんなとこでしょうか。 ①なんですがマグロの養殖が今まで以上に促進されそうな気がしますねえ。 ③は200万の罰金が3000万になるとのことでガンガンやっちゃって下さいw ③をガンガンすることが②にもつながると思いますし。 ②が私的に一番の肝だと思いますねえ。 延縄漁はどう贔屓目に見ても②に当て嵌まりますから。 それと①の生産量を増やすのは天然に限らず養殖もなんでしょうけど。 養殖用の稚魚を確保するのは②に該当するのでしょうか?