呼称の違い。

同じ魚を釣る漁師さんでも地域により釣針部位の呼称が違います。

レジャーの方にもそれは当てはまり、かつレジャー向けメーカーさんも弊社と呼称が違います。

その違いを自分の解る範囲で弊社呼称を基準に紹介して行こうと思います。

 

①生け(イケ)

カエシが一般的でしょうね。「アゲ」や「アゴ」と呼称する地域も有ります。

多分イケと言うてるのは一部のマグロ漁師さん(高知県?)と一部の釣針メーカーさんと弊社だけかな?

最近はバーブとも言います。

弊社で「イケ無し」が「バーブレス」と言い変わると中身一緒なのに響きが違います😅

 

②シビリ

レジャー向けではチモトと呼ばれる部分ですね。

この部分をT字にした物を下工。

弊社では「しもく」と発音していますが形からして本来は「撞木(しゅもく)」(T字の仏具、シュモクザメの由来です)なんだろうあな~と昔から思っていますが未だ変更無し😓

プレスして幅を広げてから中心に丸い打ち抜き加工した物を穴明

②は後述に出て来るので先に紹介しておきます。

 

③カン付

これがレジャーの方と一番混同されます。

故に数年前からリング付としていますが溶接リング付の方がより解り易い?

環(輪と言う意味のカン)が付いているので=カン付きなのですが弊社の場合は前述の穴明にリングを通して溶接した物を言います。

レジャー向けは釣針本体を曲げて環を作った物(弊社呼称特カン)や弊社のような穴明や鍛造でシビリ自体を丸くして穴明にした物もカン付きのような?

漢字も環ではなく管ですね。何故そう書くのか知りたいです🤔

他にもレジャー向けだとアイとかフィッシュアイとも呼称していますね。

 

④特カン

③で前述していますが本体を曲げて環を作ったの物を弊社では特カンとしています。

静岡の一部では共カンとも呼ばれていました。

まあ弊社の特カンは「後発の環なので特別な環てことで『特カン』やな」と自己解釈してます。

 

⑤寸

これは弊社のサイズ表示が独自過ぎます🙏

弊社では曲げる前の釣針の全長をサイズとしています。

それを今でも「寸」表示しています。

弊社以外の殆どのメーカーさんが「号」です。

因みに弊社「2.2寸」が他社「22号」で同一の場合も有れば違う場合もあります。

レジャーメーカーさん同士でも同じ号数でも違うことないです?

そもそも、この号も何が基準なんでしょう?🤔


大体、弊社と違う呼称はこんな感じでしょうか?

思い出してネタになる程の量ならば補足します🤣

ここまで書いてて思いました。

レジャーでは釣針の部位呼称にもカタカナ表示が増えてますね😅

既に疑似餌はルアー、釣竿をロッド、テグスをライン、魚掛かりをフッキング。

そして釣針もフックです。

 

、、、弊社って、ひょっとして古臭い?!💦

 

 

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