表面処理について

2015-10-13-13.47

土佐啓作釣のメッキ

美しく輝く土佐啓作釣には、大きく分けて3タイプのメッキが施されます。
用途やコストによって使い分けされています。

特殊合金メッキ

tokusyu

耐腐食性抜群の最高級品

長い航海にも耐えられるように溶融メッキの数倍の耐腐食性があります。
魚が最も好む色のスズメッキです。

デンキメッキ

dobutuke

コストパフォーマンスの高いメッキ

主に近海船で使用される、光沢がよい釣針です。

ステンレス用表面処理

tokusyu

電解研磨

操業中の省力化の為にステンレス製の釣針が増えています。

ちなみにステンレス製と言っても「錆びない」のではなく「錆びにくい」だけです。

より錆び難くする為に電解研磨処理を行っております。

ステンレスについては、ブログにて詳細を掲載しています。あわせてこちらをご覧ください。→釣針のステンレスについて

どぶづけ(溶融)メッキ

dobutuke (1)

漁師が好む伝統のメッキ

ずっしりと重厚感のあるメッキです。古くから漁師に親しまれてきたもので、現在でも昔ながらの技法で製作されています。

日生産1万本以上は当社にしかできない技術です。

原油&非鉄金属の高騰&このメッキにかかるコスト等、諸事情を踏まえまして 経営のスリム化を検討した結果、2006年5月1日より、原則として製造停止とさせて頂 きます。

ただし、3000本以上でしたらご相談承ります。
在庫に在る製品に関しては通常通り販売致します。 開業から続けて来た技法がこのような状況になることは大変心苦しいのですが、 何卒、皆様のご理解の程宜しくお願い申し上げます。